カラダ&ココロ大切に!
素敵なステッキで 「歩く」を大切に!
フジホーム株式会社

今回は、フジホーム株式会社 『素敵なステッキ」と、

代表取締役社長 岡野 健様、をご紹介いたします。

 

フジホーム株式会社は、「いつまでも自分の脚で歩いて健康に」をテーマに、

健 康寿命延伸で人々の生活が少しでも快適になるようなモ ノづくりで、

歩行支援介護用品(杖など)を中心として開発・販売しています。

フジホーム株式会社 こちら

カーテンレールやスクリーン、ブラインドなどで老舗でもある「トーソー株式会社」のグループ会社です。

 

私は、岡野社長がトーソー株式会社にご在籍中に、

公益社団法人インテリア産業協会中部支部での活動にてはじめてお目にかかりました。

当時、インテリアに関わるイノベーションなどをご指導いただき、

一歩先、そして、お客様ファーストの精神で、神々しく、

「ジェントルマン」ここにあり!!! 今もお変わりなくでございます。

 

フジホーム株式会社 代表取締役社長 岡野 健氏

 

そして、 「ステッキ 杖」については、私の家族の人生を支えてくれた大切な道具でした。

「ステッキ  杖で歩く」ことができ、心豊かにシニアライフを過ごせました。

 

人生100年。このテーマははずせない。。。

「歩く」ということの大切さを もっと知りたくて、ご多忙な岡野社長に、

この機会をいただきました。ありがとうございます。

では、いろいろご質問を・・・

 

Q 岡野社長、まず、話題のフレイル予防について、是非お伺いしたいです。

はい。では、こちらの図をご覧ください。わかりやすく解説しております。

フレイル予防には「しっかり歩いて!しっかり食べる!」事がサルコペニア(筋肉減弱症)予防に・・・

①歩くための筋肉維持と正しい姿勢

➡歩行速度を速くする。歩幅を広くする。意識的な歩行運動の実践。(足裏圧認識歩行)

歩行速度が1.0m/秒未満で筋肉量が低下していき、サルコペニアと診断される場合が多いです。

ちなみに、日本の横断歩道の90%以上は1.0m/秒で渡り切れるように設定されていますので、

渡り切れなくなったら注意が必要です。

②転倒予防

➡バランス機能の向上。姿勢を良く保つ。自立歩行に不安になったら歩行機器を早い段階で使う。

転倒は怪我や骨折に繋がるのでとても危険です。

仮に骨折して手術して2週間の寝たきり生活をしたとすると、

実に約7年分の筋力を失ってしまい、結果、歩けなくなってしまう事に繋がります。

③社会参加促進

➡外出促進するための手段(移動機器等)と目的(行きたい場所:日常と非日常)を作る。

外出しないと筋肉の低下に繋がりますが、話す機会も減り、

視覚や嗅覚・聴覚に与える刺激も極端に減少するので、脳機能の低下に繋がり、

しいては認知症の危険性も引き起こします。

 

「しっかり歩く」事で筋肉の低下(サルコペニア)を防ぎ、

 いつまでも自分の脚で歩けるようにいたしましょう!

 

「いつまでも自分の脚で歩いて健康に!」

➡健康寿命の延伸=介護保険にも医療保険にも頼らない!

要介護からフレイルに!フレイル&プレ・フレイルから健康に!

この期間をいつまでも続ける事の出来るようにするためのお手伝いをする事が

フジホームの使命です!!!

 

Q ステッキについて、選び方や種類について教えてください。

ステッキは、身体の具合や使用状況等によって、最適なステッキの種類を選ぶことが必要です。

①身体状況 ②歩行状況 ③性別及び身体のサイズ 

④ 使用する場所 ⑤ 使用する頻度など。

グリップの形状や素材も色々な種類があるので、ご自分に合ったステッキを選びましょう。

1)歩行に少し不安がある…【折畳タイプ】

●足元がふらつくようになった方。
●旅行で長時間の歩行が心配な方。
●歩行スピードが遅くなった方。

2)日常の歩行に不安がある…【伸縮タイプ】

●少し歩くと膝や腰が痛くなる方。
●握力がなく、長く歩くのが不安な方。

   

3)日常の歩行で転倒の心配がある…【広幅先ゴムタイプ】

●階段や坂道で転倒が心配な方。
●普通の杖では歩行が不安な方。

    

4)常に支えが無いと歩けない…【四脚(四点)杖】

●支えがないと転倒する可能性が高い方。
●トイレに行くのにも介助が必要な方。
●立ち上がりがつらい方。

Q 貴社の新商品、おススメの商品などをお伺いしたいです。

◆Twin Z Stick

・立ち座り時に便利な機能が付いた歩行補助商品です。

・インテリアに溶け込むデザインで、グリップはシャンパン栓のリユースであるコルク。

 

 

◆ウィリアム・モリスステッキ 伸縮

・19世紀イギリスにて近代デザイン創始者ウィリアムモリス。世界中に愛されてるデザイナーです。

手仕事を重んじ、インテリアデザインにも貢献しました。

 お気に入りのインテリアで歩きましょう!

・上部シャフトにインテリアで使用している壁紙を 巻 き「壁のイメージ」

 キータッセルは「カーテンのイメージ」。下部  シャフトは木目にして「床のイメージ」。

 

        

◆フラミンゴN 伸縮

・太めなのに軽量で高強度なマグネシウム合金を採用した日本製のステッキ。

・皇室にも寄贈した商品で、おしゃれなカラーは6色。カラーデザイナーによる選定。

    

2021年9月12日(日)午前11時より、テレビショッピング「ショップチャンネル」にて、

フラミンゴステッキをご紹介いたします。よろしければご覧ください。

 

◆かるがもシリーズ

・グリップが樹脂製なので落としても傷が付きにくいです。

・手の大きさに合わせた形状です。(大:オム、小:ファム)

・滑りにくい素材や仕上げによって濡れたりしても安心です。

・グリップの首元を細くしたので指またのストレスを軽減します。

   

 

◆ハンドレールステッキⅡ

・手すり感覚で使用できる車輪付きステッキです。

・軽量で折畳仕様なので電車やバスの移動にも便利ですし、荷物や傘やステッキも収納できます。

  

◆サイドカートファムS-1

・バッグメーカー「エース株式会社」と共同開発したサイドカートです。

・同柄のステッキも品揃えしているのでトータルコーディネートが楽しめます。

  

 

その他にも、いろいろな素敵なステッキと機能についての詳細は、こちらへ。

オンラインショップは、こちらへ。

 

Q 最後に、皆様へお伝えしたいことございましたら。。。

私の母は、7年前に難病にかかり、約一か月間の入院を経て自宅に戻りましたが、

伝い歩きしかできない状態でした。引き籠ってはいけないと考え、

当社のステッキをプレゼントしようと提案したところ、

「そんな年寄りに見られる杖は恥ずかしくて使えない!」と母。

 

それから、約2か月間も外出しない生活が続きました。

このまま認知症になり、脚の筋肉も落ちて歩けなくなるのではと…

「どんなステッキだったら外に持って行きたいのか?」と問うと、

「真っ赤なステッキだったら持っても良い」と母。

 

そこで、木製ステッキにホームセンターで購入した「漆」を塗り、渡し外出させました。

数時間後、ニコニコ笑いながら帰宅した彼女は・・・

「この真っ赤な杖で歩いていたら近所の人に素敵なステッキですね!

 と褒められて、息子が私のために特別に用意してくれたのよ♪」と。

数人に自慢話できて嬉しかったそうです。

今ではこの真っ赤なステッキとお揃いの靴や服を着て頻繁に出掛けるようになり、

一人で歌舞伎や映画、そして友達と旅行にも行くなど元気な生活が続いています。

 

自分の脚で歩く事で本人も介護されなくて良くなり家族も介護の負担が減ります。

同じような思いをしている高齢者やその家族がこの世の中には沢山居られると思います。

いつまでも自分の脚で歩くコトの大切さを伝えたい。

弊社は、このような皆様の支援をこれからも続けていきます。

 

岡野社長、貴重なお時間をを頂きましてありがとうございました。

社長のお母さまは、赤いステッキと息子さんを心より愛され、

「素敵なステッキ」で楽しく外出するライフスタイルを実現されていらっしゃいます!

快適なシニアライフも、一本のステッキから。。。

 

カラダとココロを大切に

今回は、素敵なステッキで 「歩く」を大切に! でございました。