ニューノーマルで暮らす!
「Repro」で調理が変わる!新・美味に挑戦!

お料理は好きですか?と問われると、私は「はい」と笑顔で答えます。

 

先輩のお誘いで「料理教室」に通っています。一緒に調理するという教室ではなくて、

先生が目の前で調理してくださるのを拝見しながら、そのお料理をいただくシステム。

プロの料理人をもご指導する先生の「料理」は、うすあじで、

素材もヒトの身体も活きかえる。。。と私は感じております。

 

こちらの料理教室では、調理過程で、温度・時間・音・色・香りなどについてもご指導いただきます。

特に温度管理は、低温調理などもあり、家庭で再現するのに難しく思ってました。

そこに現れたのが、1℃刻みの料理の世界へ「Repro」というIHヒーター機器。

 

日本料理一灯の長田さんと、サルページ・プロデューサーの門之園さんが、

Facebookにて、その1℃刻みの「Repro」を使ってのお料理を紹介してました。

 

Repro こちら

PoD(株式会社プロデュース・オン・デマンド)

TANICA(タニカ電器株式会社)

2社の共同開発により生まれた、新時代の加熱調理機器。

 

今、世界の最先端のシェフたちは、実験室のような厨房で、

理化学実験用機材などを調理に流用し、

厳密な温度管理をすることにより、料理を大きく進化させてるらしく、

いまや一流のフレンチシェフが温度計を片手に料理に向き合うのは常識。だそうです。

 

第一線のシェフが1℃刻みの火入れで究極のレシピを開発したり、

家庭の主婦がアプリ上に公開されたレシピを使い、プロ並みの料理を仕上げる。

そのようにも使えるのがこの調理器。だそうです。

 

Repro」コンセプトは・・・

*最適温度 × 最適時間=おいしい。

*1℃刻みで30℃〜200℃ 1秒刻みで1秒〜24時間。

*アプリからレシピをワンタッチ送信。 スマートフォンがリモコンに。

 

凄すぎます!ナニコレ?ほしい!!! ネットで購入!

Repro公式ストア

そして、我が家に Repro が届きました。

調理家電?デザイン重視のパッケージです。開梱しました!

えっ? ひょっとして私のちょっと苦手なタブレット操作のような機器かしら?

卓上IH調理器具であることは間違いない。

落ち着け、落ち着け・・・まずは自分で取説を読んで・・・なるほど、できるかも。

コンセントへ通電。最初にいろいろ設定を。

取説どおりに表示はでるみたいだけど、不安。

こんな時は、夫に確認。そして、門之園さんにも(笑)

どれくらいかかったかな。。。なんとか設定を自分でセット完了しました。

 

Reproには、4つの調理モードがあります。

プリセットモード(公式アプリに登録されたレシピデーターで調理)

Repro公式アプリには、さまざまなレシピや使用する鍋が登録されています。

手順を確認したり、プロファイルを、WIFIで、Repro本体に送信しそれを使い調理することが可能。

自分でレシピを作って、登録することも可能だそうです。

 

マルチステップモード (複数のステップを登録して調理)

★シングルステップモード(単一のステップのみで調理)

★レガシーモード    (火力を選択して調理)

 

今回は、テストとして、シングルモードでお湯を90度とセットし沸かしてみました。

IH用ステンレス5重構造鍋 直径17センチを使用。

届いたばかりのこの日はテストのみ終了。キッチンに収納します。

 

新しい家電調理器を購入するときには、収納場所の確保が大切。

すぐ使えるように、そのまま調理台へ置くか、

1つのアクション、または、2つのアクションで手間なく使えるか?

 

で、我が家では使用頻度が下がった炊飯器のあった場所へ置くことにしました。

調理台の後ろの収納場所で、ワンアクションで取り出せ、ぐるっと回れ右して、

調理台に置き、コンセントにさせます。

 

 

基本の合わせだしを作ってみました。プリセットモードで調理。

(公式アプリに登録されたレシピデーターで調理するモード)

はじめてなので、タブレットで、Repro公式アプリレシピを確認しながらスタートしました。

 

基本だしのレシピ(手順)はすでにReproの中に登録されています。

京都大学と京都の一流の料理人たち(現在の日本料理アカデミー)の

共同研究から生まれた科学的な「だしの教科書」と言えるレシピです。

吸い地(お椀)にしても、煮物に使っても上品なうまみが引き立つそうです。

 

●基本の合わせだし

1)材料

・昆布 30g

・鰹節 30g

・ミネラルウォーター 1.5ℓ

 

2)道具

・ステンレス5重構造鍋(IH用 直径20センチ)

・出汁こしザル

・厚手のクッキングペーパーなど。

 

鍋に水1.5Lと昆布を入れ、センサーをセットし、

Reproに鍋をおきスタート。60℃で1時間抽出。

60分後、加熱停止。昆布を取り出して85℃に加熱。

85℃保温に入ったらすぐにかつお節を投入。

50秒間、かつお節のだしを抽出します。アラームが鳴ったら抽出時間終了。

キッチンペーパーなどを置いたざるで、静かにかつお節を漉す。

(えぐみが出るので、ぎゅっと絞ったりしないこと)

冷ましたら容器に入れて、冷蔵庫で2〜3日は保存。

風味は落ちていきますので、出来るだけ早く使い切るようにとの解説です。

飲むとそのままでも美味しい!!! これなら、少しの塩味でいただけます。

私の場合は、4日間保存で、大切に、お吸い物、味噌汁、煮物などいろいろに活用。

「だしが旨い」と、家族には大好評でした。

 

さて、ここで気になるのは、豪快に出汁に使用した30gの昆布とかつお節の活用

 

かつお節は、グーと絞り切り、「炒めきんぴら」などのコクをだすのに使いました。

昆布はとても柔らかくなりました!しっかり存在感をだすようにわざとざっくり切り、

煮物の具材で活用しました。こちらは、ある日の大根とベーコンの煮物。

急いでつくったので、盛りつけも超ざっくりな一品「おかず」です(笑)

 

 

そして、Reproレシピで、是非ともチャレンジしたかった「とっても半熟な卵」

「瓢亭たまごRepro版」をつくってみました。

京都の老舗料亭「瓢亭」さんの名物といえば「瓢亭たまご」。

黄身はとろとろで、白身がそこそこ固まってる。

シンプルだけど心がほっこりする一品とレシピに解説あり。

プリセットモードにて、「瓢亭たまご」にセットしてつくりました。

 

瓢亭たまごRepro版

1)材料

たまご 4個

水道水 1.5ℓ

氷水

 

2)道具

ステンレス5重構造鍋(IH用 直径20センチ)

卵穴あけ器

穴あきお玉

お鍋に入れた水を97℃に加熱し、冷蔵庫から出したばかりの卵。

その卵のおしりに穴あけ器で穴をあけて、ソロっとお鍋に穴あきお玉で投入。

卵を入れると、少し温度は下がりますが、また97度まで「Repro」が温度管理。

6分40秒加熱。最初の1分間は菜はしなどでときどき静かにかき混ぜる。

終了のお知らせアラームが鳴ったら、卵を素早く取り出して、氷水へ。

卵が冷えたら、殻全体にヒビを入れて、殻をむき、出来上がり。

通常は、その卵を、半分に割り、淡口しょうゆなどを数滴たらしていただきます!

 

しかし・・・

私はここからは、日本料理一灯 長田さん「直伝!半熟煮卵にチャレンジしました。

この半熟卵をさらにおいしくパワーアップする漬け汁に!

 

漬け汁の材料は、水11:醤油5:みりん5:さとう1の割合で一度沸かし冷まします。

水は浄水器で。調味料は、三河しろたまり・三河みりん・さとうを使用。

 

理由は、日東醸造㈱さんの三河しろたまり(白のしょうゆ)を使うと卵の白身がきれいに仕上がる。

そして、角谷文治郎商店㈱さんの三河みりんは、しろたまりとの相性ピッタリで、素材を上品に仕上げます。

甘みをプラスするお砂糖には、我が家愛用の伊藤忠製糖㈱さんで。3社とも愛知県碧南市のメーカーです。

そして、このお料理を教えていただたのが碧南市の日本料理一灯長田さん。碧南オンパレード!

このように漬け汁につけて、12時間以上冷蔵庫へ。

で、完成です!

我が家では、へきなん半熟しろ卵」命名しました(笑)

きれいな色に仕上がり、しっかりと味つけされ、

クオリティ高い、おもてなしの卵料理の一品です。

 

先日、Reproさんのイベント「おいしい温度の楽しみ方」開催されました。

テーマは、「たまご」

NHK「きょうの料理」講師としても人気の料理家 樋口 直哉さんと、

愛知県碧南市「日本料理 一灯」料理長 長田勇久さんがご出演。

今、飛ぶ鳥を落とす勢いの話題のお二人によるトーク&お料理のご紹介!

たまごのとっての調理目的による最適な温度とは?

フランス料理と日本料理の視点からたまご料理の本質をお互いがお話されました。

私にとりましては、至極のイベントでございました。

 

第2弾は「いわし」

こちらのセミナーは、こ・こ・ライフ100 オンラインセミナーでもご紹介し終了いたしました。

こちら↓

オンラインセミナー・他

 

「いわし」繊細な魚。Reproによる調理の最適な温度の講座でした。

 

Repro Facebookページより、アーカイブ動画やこれからのイベントなども発信中です。

よろしければご覧ください。

https://www.facebook.com/Repro.jp/

 

小学生の頃からなので半世紀以上は、家庭で調理をしています。

その時代、時代で、いろいろな調理法が推奨されました。

 

約40年前、20代に料理教室に通っていた時の担当講師の「教え」は

「1に食材、2に技術、3は科学。愛はずーっと後ろ。

愛情だけでは、おかずは美味しくならへんで。」と(笑)

家庭料理では、食材の目利き、調理の技術、食材や調味料の化学反応が大切と、

をご指導いただきました。

その後、結婚し、家計の食費で買える食材や調味料、調理に費やせる時間と、

流行の食材や調理に合わせ、「教え」を守ってつくっていたのが…我が家のおかず!

 

Reproは、この経験則に最適な温度」「最適な時間という新しい概念がプラスされます。

これからはじまるキッチンでの「ニューノーマルな暮らし」

なんだか、慣れるまでは実験ラボみたいなことにもなりそうですが、

大好きなお料理・・・楽しんでいきたいと思います。

 

「ニューノーマルな暮らし」

 今回は、新時代の IH加熱調理機器「Repro」をご紹介。

Repro で調理が変わる!新・美味に挑戦!」 でございました。